オークションで落としたキャブレター
V-MAXのキャブって横置きで特殊やね。
ハーレーは、Vツインだけど、1つのキャブで2つのシンダーに分配してる。
これもそうすれば、キャブは2つで良かっただろうし、縦置きの通常キャブにできただろうし、それだけ安くなったと思う。
でも横置きの特殊キャブがV-MAXの特徴なんだろう。
まぁ、皆さんキャンセル処理してくれたんで、良しとします。
でなきゃ、こちらからキャンセル勧告しなきゃいけなかったんでね。
で、ぽっかりと時間が空いたんで、メンテします。
車検上がりから、ずっと不調なマイV魔・・・。
これは、車検で預けたバイク屋が悪い訳ではなくて、多分時期的な物だろうと思う。
明確にどこが悪い云々ではなく、長く乗っている者にしか分からない感覚。
一言で言えば、スロットルのツキがリニアではない。
アフターファイアも酷い。
これは、感覚的に多分キャブだろう。
V-MAXの複雑なキャブバラすとなると、しばらく乗れなくなるなぁと。
で、ストックを持っておく事にして、キャブをオークションで落としました。
後半競ってしまったんで、思ってたより高値で落札・・・。
でも、メンテ済品だったし、個人出品だったので、落札しました。
オクで幅を利かせてる解体業者の物は酷いモンね。(苦笑)
届いた現品は、確かに綺麗だったし、Vブーストユニットも付いてきたんで良かったと思う。
メンテ済品といっても、一度は自分でバラしますよ。
フロートが横置きだと、道理で考えれば、漏れやすいと思う。
4つのダイヤフラムカバーとフロート割って、内部と各ジェットを点検、キャブクリーナーで再清掃します。
確かにメンテ済品で、各部位は綺麗だった。
でも、右手前ダイヤフラムカバーの側面に欠けが・・・。
これは、瑕疵として記載して欲しかったなぁ。
記載してあったんだろうか?俺の見落としかな?
オークション品は、手に取って見れないんで、この辺りは仕方が無いね。
赤丸部分
まぁ良いです。
バスコーク(シリコン)で防水処理しておこう。
ちなみにこの箇所のダイヤフラムだけが、樹脂が枠に収まって無く、ぐちゃぐちゃになってました・・・。
全て開けて確認しておいて良かった。
夜なべして、バラし、確認、清掃完了です。
して、翌日。
サクサク、バラしていきます。
上からダミータンク、エアクリーナーBOX、キャブレター、Vブーストユニット全て外します。
外したキャブレター、Vブーストユニット
やっぱり取付状態では、分からんモンですな。
横から見た感じでは綺麗に見えたけど、はずすとガソリンとオイルでベタベタでした・・・。
左手前がオーバーフローしてた様子。
バラして良かった。
前回のメンテから5年以上経過してたんで、そろそろメンテ時期だったんだろう。
外した物は、汚れが酷いんで、一度灯油にドブ漬け後に、清掃して、ストックしておこう。
オークション品のキャブレターとVブーストユニットに差し替え完了!!
キーONするも、ガソリンポンプの音がせず・・・。
それらしい箇所のカプラー外して、接点回復剤をかけるも変わらず・・・。
ヒューズも全部チェックしたけど、どこも断線してない。
電圧計見ると10V以下だと・・・。
最終手段、バッテリー変える事にしました。
巷でよく聞くMFバッテリーの急死なのかね。
丸5年は持ってくれたんで、良しとしましょう。
んで、同じ秋月電子製の新品をぶち込みます。
こうやって紐付けておかないと外す時に指がつりますよ。(笑)
前回の物は廃版で、同一容量の物は、WP22-12Nとなってました。
して、端子も変わってました。
新型の方が、端子を付け易くて良い。
従来品に端子付けるには、こうやって曲げないとダメだった。
マイナス端子曲げてるでしょ?(笑)
さて、コイル、その他カプラを取り付けて、始動です。
キーONで、どうにかガソリンポンプ作動で、エンジン掛かりましたよ。
思いの外、時間が掛かったけど、エンジン掛かって良かった。(苦笑)
ココにも記載しておきます。(車載工具フタ部分)
V-MAXは、バッテリー上部に書いてもコイルで見えないからね。
エアクリーナー清掃して、同調とって終了です。
こんなモンですかね。
まぁ分かってた事だけど、恐ろしくバラバラで、同調取るのにもかなりの時間を要しました。
同調取る時は、エアクリーナー清掃後とプラグ新品交換後が基本だけど、プラグは、この間変えたばかりなんで、大丈夫でしょう。
トータルで、かなりの時間を費やした。
台風によるキャンセルで安心してたら、飛び込みのバイカーが。(苦笑)
身の安全の保障はできない事を了承させて、受け入れました。
キャブ&Vブーストユニット交換後の試走は台風一過後にします。
不調が直ると良いけどね。
では皆さん、台風対策お忘れなく!!